成嶋竜師範 特別セミナーを開催しました。
- 今野佑人
- 7月23日
- 読了時間: 2分
KWU SENSHI JAPAN 札幌道場主催
成嶋竜師範 特別セミナーを開催しました。

この度、KWU SENSHI JAPAN 札幌道場の主催として、私の師である成嶋竜師範をお招きし、特別セミナーを開催いたしました。

成嶋師範は、
1999年に開催された第7回全世界空手道選手権大会にて、日本代表として出場された名実ともに偉大な選手です。
私は当時、その姿を父と一緒にテレビで拝見し、その凄まじい強さと存在感に憧れて極真会館・本部直轄札幌道場へ入門しました。
2004年、私が20歳のときに昇段審査を受け、その場で成嶋師範から黒帯を頂戴しました。
あの時の緊張と感動、そして誇りは今でも鮮明に覚えています。頂いた帯は今も大切に保管しています。
その後、2008年に「自分を変えたい」という一心で単身上京し、成嶋師範が責任者を務められていた恵比寿道場の門を叩きました。
仕事も住まいも決まっていない中、師範がトレーナーの仕事を紹介してくださり、それが現在の私の職業の原点となっています。
東京では総本部の選手会にも所属し、国内トップクラスの選手たちと稽古を重ねながら、成嶋師範のもとで日々己を磨く機会をいただきました。
2017年までの間、空手を通して人としての在り方や
信念、強さとは何かを教えていただいたかけがえのない時間でした。
その後、娘の体調を理由に札幌へ戻り、
同年に極真会館を退会いたしました。
そして2021年、成嶋師範も極真会館を離れ、ご自身の道場を設立されました。
私もその志に共鳴し、同年に師範の道場に入門。
2023年には「札幌でKWU SENSHI JAPANを広げないか?」とお声がけいただき、
2024年12月、KWU SENSHI JAPAN 札幌道場を設立する運びとなりました。
思えば、私の空手人生、そして職業としてのトレーナーとしての道も、人生の転機となるすべての場面に成嶋師範の存在がありました。
感謝してもしきれない…まさにその言葉に尽きます。
そんな成嶋師範を札幌にお招きし、セミナーを開催できたことは、私にとって非常に感慨深いものでした。
かつて10年にわたって学んできた内容であっても、
あらためて師範の口から語られる一言一言が深く響き、
まるで新たな学びの連続のようでした。
「本物」とは、こうして何度触れても学びが尽きない存在を言うのだと、改めて感じさせられました。
ご協力下さいました拳心会館の北島師範をはじめ、
ご参加、ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後も札幌の地で、正しく、そして強く、素晴らしい空手を広めてまいります。
押忍。
KWU SENSHI JAPAN 札幌道場
道場主 今野

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