【極真精神】
- 今野佑人
- 9月19日
- 読了時間: 2分
「頭は低く、目は高く、口を慎しみ心は広く、孝を原点とし他を益する」
これは、極真空手の創始者・大山倍達総裁の言葉。
極真精神の中でも、最も大切にされている言葉のひとつです。
最近、こういう人に出会います。
・少し結果が出た途端に、態度が大きくなる
・誰にも頭を下げなくなり、口ばかりが達者になる
・自分の非を認められず、謝ることができなくなる
・親や仲間、過去の支えに感謝もせず、「全部自分でやってきた」と思い込む
そんな人を見るたびに、私はこの言葉を思い出します。
「頭は低く」どれだけ実績があっても、謙虚さを失えば終わりです。
「目は高く」現状に満足せず、もっと先を見ているか。
「口を慎しみ」語るより、まずやる。行動で語る。
「心は広く」自分の否を受け入れられず謝れないようでは、器が小さい。
「孝を原点とし」今の自分は、誰かのおかげで成り立っている。
「他を益する」強さとは、世の為人の為に使ってこそ意味がある。
どれも当たり前のようで、できている人は本当に少ない。
だからこそ、自分にも毎日問いかけています。
「鼻が伸びる前に、頭を下げているか?」
自分も偉そうなことは言えません。
まだまだ未熟で、伸びしろだらけです。
だからこそ、この言葉を道場で教えながら、
自分にも言い聞かせています。
頭を低く、目を高く。
この精神を胸に、これからも自分を磨き続けます。

KWU SENSHI JAPAN 札幌道場
道場主 今野佑人
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