実と虚とは何か
- 今野佑人
- 3 日前
- 読了時間: 2分

― 組手の質を一段引き上げる考え方 ―
武道には、
「実(じつ)」と「虚(きょ)」
という考え方があります。
これは難しい理論ではなく、
組手の中で「なぜ効くのか」「なぜもらうのか」を
説明するための、とても実践的な考え方です。
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実とは
実=今、ちゃんと戦えている状態です。
具体的には、
・構えができている
・身体が動いている
・次に何をするかが決まっている
この状態では、
相手の技は受けづらく、
もらっても効きにくくなります。
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虚とは
虚=一瞬止まる、迷う、油断した状態です。
例えば、
・技を出し終わった直後
・体勢が崩れた時
・次に何をするか考えた一瞬
この「ほんの一瞬」に、
身体と意識の準備が切れてしまいます。
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実の後には、必ず虚が生まれる
大事なのは、
「実の後には必ず虚が生まれる」
という事実です。
技を出す。
攻める。
踏み込む。
これらはすべて「実」です。
そしてその直後に、
必ず「虚」が生まれます。
この流れを理解すると、
組手が単調な
1・2・1・2・1・2…
の繰り返しにならなくなります。
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なぜ虚のタイミングは効くのか
虚のタイミングで技をもらうと、
受けづらく、効きやすくなります。
これは力の問題ではありません。
身体も意識も準備できていないタイミングで
被弾してしまうからです。
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問題は「虚が長いこと」
虚は誰にでもあります。
強い選手でも、必ず生まれます。
問題になるのは、
「実の後の虚が長いこと」です。
虚が長いと、
・隙が多くなる
・次の動きが読まれる
・相手に狙われやすくなる
結果として、
軽い技でも効いてしまいます。
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改善方法はシンプル
やることは多くありません。
・技を出した直後に「もう来る」と想定しておく
(予備緊張)
・打ち終わりで止まらない
(虚のタイミングで技を出させない)
・すべてに全力で反応しない
(実の後の虚が短くなる)
この3つを意識するだけで、
組手の安定感は大きく変わります。
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まとめ
虚は消せません。
しかし、短くすることはできます。
意識してほしいのは、
「打つ → 意識する → すぐ動く」
という流れです。
これを身につけることで、
・被弾が減る
・効かされにくくなる
・組手の質が一段上がる
実と虚を理解することは、
技術だけでなく
組手そのものの考え方を変える
大きな一歩になります。
日々の稽古の中で、
ぜひ意識してみてください。
極真世界連合戦士 札幌道場
道場主 今野佑人
TEL:011-590-0725
住所:札幌市西区琴似四条7丁目2-11 サッソンビル1階



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