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部分痩せができない人は「感覚統合」が崩れている

  • 中山拓
  • 6月14日
  • 読了時間: 2分

「脚だけ細くしたい」「お腹だけ引き締めたい」

こうした「部分痩せ」の願望は多くの方が持っています。しかし現実には、特定の部位だけを選んで痩せることは生理学的に不可能です。

では、なぜ同じトレーニングをしても「全体的に引き締まる人」と「なかなか変わらない人」に分かれるのでしょうか。

その鍵が「感覚統合」の状態にあります。


感覚統合とは何か


感覚統合とは、視覚・固有受容感覚(筋肉や関節の位置覚)・前庭感覚(平衡感覚)・触覚などの複数の感覚情報を脳が統合し、適切な運動出力に変換するプロセスです。

この統合が正常に機能しているとき、脳は「どの筋肉を、どの順番で、どの程度の力で使うか」を精密にコントロールできます。


感覚統合が崩れるとどうなるか


感覚統合に乱れがあると、脳が「使いやすい筋肉」に頼り、「本来使うべき筋肉」を回避するパターンが生じます。

例えば、股関節周囲の固有受容感覚が低下していると、お尻の筋肉(大臀筋)ではなく、太ももの前側(大腿四頭筋)ばかりが優位に働きます。

結果として、太ももは疲れるのにお尻には効いていない、という状態になります。


また、足裏の感覚が鈍いと、歩行や立位のたびに体重が偏り、ふくらはぎや腰への負担が増す一方で、体幹の深層筋が使われにくくなります。


感覚統合を整えるアプローチ


感覚統合を改善するためには、筋力よりも先に「感覚の再教育」が必要です。

具体的には、不安定な面でのバランストレーニング、目を閉じた状態での片足立ち、足裏への刺激(テクスチャーマットや素足でのトレーニング)などが効果的です。


感覚統合が整うことで、脳は本来使うべき筋肉を正確に動員できるようになり、「効かせたい部位に効く」感覚が生まれてきます。

部分痩せの第一歩は、筋肉ではなく「脳と身体の対話」を整えることから始まります。


88-Performance. / コンディショニングコーチ 中山拓


【パーソナル×ピラティス×栄養指導】88-Performance.

札幌市西区琴似四条7丁目2-11サッソンビル1階

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