こんにちは!
札幌市西区琴似にある パーソナルトレーニングジム 88-Performance. です!
本日は、パフォーマンスコーチによる トレーニングやピラティス、ミット・空手に役立つ豆知識 をお届けします!
初心者の方も経験者の方も、ぜひ日常のトレーニングや健康習慣に活かしてくださいね。

【最大筋力期】
(Maximum Strength Phase)
について
最大筋力期は、トレーニング計画の第3フェーズで、筋肉が発揮できる最大の力を高めることを目的とした段階です。このフェーズでは、神経系の適応を強化し、高重量を扱うための能力を高めます。
【目的】
1. 筋力の最大化
• 筋肉が発揮できる力を向上させ、競技パフォーマンスを向上。
• スポーツやトレーニングにおける高強度の動作に対応できる体を作る。
2. 神経系の適応
• 運動単位の動員率や同期性を高め、効率的な力発揮を実現する。
3. 体力の基盤づくり
• 次の特異的筋力期やパワー向上期でのトレーニング効果を最大化するための基盤を構築。
【特徴】
• 高強度(85~95% 1RM)の負荷を使用。
• 低回数(3~6回)×中~高セット数(3~6セット)でトレーニング。
• 長めの休息時間(2~5分)を設け、神経系の回復を重視する。
• フォームの正確性を最優先にし、怪我のリスクを抑える。
【実施する主なエクササイズ】
1. 多関節運動(コンパウンドリフト)
• スクワット、デッドリフト、ベンチプレス、オーバーヘッドプレスなど。
• 高重量を扱う種目が中心となる。
2. 補助的エクササイズ
• チンアップ、ディップス、レッグプレスなど、主要筋群を補完する種目。
• 弱点となる筋群を補強することが目的。
3. 神経系を活性化する運動
• クリーン、スナッチなどのオリンピックリフト(選手や高度なトレーニング経験者向け)。
• 短時間で力を発揮する能力を養う。
【トレーニングのポイント】
1. フォームの維持
• 高重量を扱うため、正確なフォームを常に維持。怪我を防ぐため、動作精度を重視する。
2. 漸進的過負荷の導入
• 徐々に負荷を増やすことで筋力を向上。無理に重量を増やさない。
3. 十分な休息と回復
• 神経系への負荷が大きいため、各セット間やトレーニング間に十分な休息を取る。
【実施期間】
• 4~8週間を目安に実施。
• トレーニング歴や目的に応じて期間を調整する。
【効果とメリット】
1. 神経系の適応
• 運動単位の動員率が向上し、筋力の発揮効率が高まる。
2. 筋力の向上
• 筋肥大期で得た筋量を最大限活用し、高重量に耐えられる体を作る。
3. 競技パフォーマンスの向上
• 力を必要とするスポーツパフォーマンスに直結する。
【注意点】
1. 怪我の予防
• 高重量を扱う際、フォームが崩れると怪我のリスクが高まる。適切な指導を受けながら行う。
2. オーバートレーニングの回避
• 高強度トレーニングにより疲労が蓄積しやすい。適切な休息を確保し、週1~2日の休養日を設ける。
3. 神経系の負担
• 集中力を欠いた状態でのトレーニングは効果が低下し、リスクも増加するため注意が必要。
最大筋力期は、競技やパフォーマンスの向上に向けた力の基盤を築くフェーズです。正確なフォーム、適切な重量、十分な回復を意識しながら計画的に進めることで、安全かつ効果的に成果を上げられます!
パフォーマンスコーチ
今野
今後も、札幌・西区・琴似でトレーニングをサポートする情報をお届けしていきます!
次回もお楽しみに!
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