豆知識【ストレングス編】
- aiko.
- 2月6日
- 読了時間: 4分
更新日:2月14日
こんにちは!
札幌市西区琴似にある パーソナルトレーニングジム 88-Performance. です!
本日は、パフォーマンスコーチによる トレーニングやピラティス、ミット・空手に役立つ豆知識 をお届けします!
初心者の方も経験者の方も、ぜひ日常のトレーニングや健康習慣に活かしてくださいね。

【パフォーマンス診断における基本的な要素について】
スポーツやトレーニングの効果を最大限に引き出すためには、パフォーマンス診断を適切に行うことが重要です。
今回は、パフォーマンス診断の基本的な要素について詳しくご紹介します。
1. パフォーマンス診断の目的
パフォーマンス診断の主な目的は、トレーニングの優先度を明確にし、個別のプランを作成することです。この診断を通じて、目標達成のために必要なトレーニングプログラムを作成し、効果的なトレーニングを支援します。
診断は、量的評価と質的評価に分かれます。量的評価では、筋力やパワー、スプリントタイムなどを測定します。質的評価では、スプリントメカニクスや筋力-速度プロファイル(FVプロファイル)などの観点からパフォーマンスを分析します。
2. 筋力とパワーの定義
筋力やパワーを理解することは、パフォーマンス向上には欠かせません。それぞれの定義について説明します。
• 筋力
筋力は、大きく分けて「絶対筋力」と「相対筋力」に分類されます。
・絶対筋力は、体重に関係なく発揮される力のことです。
・相対筋力は、体重1kgあたりに発揮される筋力を指します。
• パワー
パワーは、筋力に速度を掛け合わせたものです。簡単に言うと、「1秒間にどれだけの仕事をこなせるか」を示します。スポーツパフォーマンスには直結しており、瞬発力や反応速度に関わります。
3. 筋力向上の要因
筋力を向上させるためには、いくつかの要因が影響します。
• 筋肥大(筋量増加)
筋肉の横断面積が増えることにより、筋力が向上します。筋肉が大きくなることで、その力を発揮できる範囲が広がります。
• 神経要因
筋肉間や筋内の協調性、また運動単位の同期性が向上すると、より効率的に筋力を発揮できるようになります。
4. トレーニング計画
筋力向上には計画的なトレーニングが必要です。ここでは、ピリオダイゼーション(周期的トレーニング法)という手法に基づいて、トレーニングのフェーズを設定します。
1. 解剖学的適応期:体を慣らすための基礎的なトレーニング
2. 筋肥大期:筋肉のサイズを増やすことを目指す
3. 最大筋力期:筋力の最大化を目指す
4. 特異的筋力期:競技特性に合わせた筋力の向上
5. 維持期:既存の筋力を維持するためのトレーニング
各フェーズの効果を次に引き継ぐように設計することが重要です。
5. 注意点
トレーニングを行う際には、以下の注意点を守ることが大切です。
• 不足・欠如
・筋力不足は、スポーツパフォーマンスの低下や障害リスクの増加を招きます。
・筋肥大が不足していると、最大筋力やパワーの向上が難しくなります。
• 過剰トレーニング
過剰なトレーニングは、疲労の蓄積や障害のリスクを高めます。適切な回復時間を確保し、バランスの取れたトレーニングを行うことが大切です。
6. 実用例
診断を活用して、以下のような実用的な測定を行うことができます。
• 筋力測定
絶対筋力や相対筋力、最大筋力(1RM)を測定します。
• パワー測定
スプリントタイム、ジャンプ高、反応筋力指数(RSI)などを測定します。
• 障害予防
ハムストリングのエキセントリック筋力を強化することで、怪我のリスクを低減することができます。
パフォーマンス診断を通じて、自分の強みや課題を把握し、効果的なトレーニングを行いましょう!
パフォーマンスコーチ
今野
今後も、札幌・西区・琴似でトレーニングをサポートする情報をお届けしていきます!
次回もお楽しみに!
88-Performance.ではあなたの目標達成を全力でサポートします!
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