自分の技を、研ぎ続ける。
- 今野佑人
- 2月26日
- 読了時間: 2分

ブルース・リーの名言。
「1つの蹴りを1万回練習した者を恐れる。
1万通りの蹴りを1度だけ練習した者は恐れない。」
私は生徒たちに、
多くの技を浅く練習するのではなく、
相手を倒す必殺技を3つだけ用意し、
その3つで倒すために何が必要かを考えるよう伝えています。
そのために必要なのが、
技のアトラクター(動作の軸)、距離、入り、崩し、タイミングなど。
これらを、技術的な練習(基本稽古やミットなど)を行って、ライトスパーリングを5〜10分行います。
「余裕がある状況」の中で身につけていきます。
ただ技を当てるのではなく、
「どうすれば当たるのか」
「なぜ当たったのか」
を感じ取り、考える時間を大切にしています。
そこで踏むのが、次のプロセスです。
認知(考えて技を出す)
↓
連合(技が安定して出せる)
↓
自動化(無意識で技が出る)
これは運動学習理論に基づいた、
段階的な技の習得プロセスです。
ガチンコのスパーリングは余裕がなく、
技を試す・修正する認知の余地が少ないため、
習得という意味では効率が下がります。
自動化すればどんな状況でも技を繰り出すことが出来ます。
五輪の書でも有名な宮本武蔵も、
「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」
と残しています。
千日(約3年)で、ようやくスタートライン。
万日(約30年)で、初めて一人前。
同じ理を、長い時間をかけて錬り続けよ、という教えです。
この考え方は、
成嶋竜師範の言葉とも重なります。
・基本稽古は、刀を研ぐ作業
・型は、その刀の振るい方を理解する作業
・組手は、その斬れ味を確認する作業
・試合は、その斬り倒し方を試す作業
技とは、集めるものではなく、
研ぎ続けるものです。
生徒たちには、
先生である私自身も空手歴26年。
それでも、まだ修行中だと伝えています。
黒帯の取得は、早くて3〜5年。
しかし、黒帯はゴールではありません。
黒帯からが、本当のスタート。
自分の技を研ぎ続ける。
それが、武の道だと考えています。
極真世界連合戦士 札幌道場
道場主:今野佑人
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札幌市西区琴似四条7丁目2-11 サッソンビル1階
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