産後の体型崩れは「IAP」で取り戻せる
- 松澤ゆかり
- 6月28日
- 読了時間: 2分
産後、体型が戻らない。
ウエストがない、ぽっこりお腹、ヒップが下がった、尿漏れがある、腰が痛い、肩こりがひどい、抜け毛が止まらない…。
これらの根本原因は、出産による**腹腔内圧(IAP)の低下と骨盤底筋の機能不全**にあります。
妊娠中、子宮の拡大に伴って腹直筋は中央で分離(腹直筋離開)し、腹横筋・内腹斜筋は引き伸ばされ、骨盤底筋は下垂、横隔膜と骨盤底のペア機能が崩れます。
さらに、リラキシンというホルモンの影響で靭帯が緩み、骨盤の安定性が低下。
出産後はこの状態を出発点に、体型再構築する必要があります。
ところがここでいきなり腹筋運動や激しい運動を始めても、IAPが上がらない身体ではお腹は凹みません。
むしろ腹直筋離開が悪化したり、尿漏れが進行したり、腰痛が悪化することすらあります。
正しい順序は次の通りです。
①呼吸の再教育(横隔膜の活性化と呼気のコントロール)
②骨盤底筋の引き上げ感覚の獲得
③ZOA(横隔膜のドーム)の再構築
④腹横筋・内腹斜筋の活性化
⑤腹直筋離開の修復(指2本以下に閉じる)
⑥体幹全体の連動性回復
⑦動作パターンの再構築(立ち方、歩き方、抱っこの仕方)
⑧負荷を上げた機能的トレーニング
これらを段階的に進めることで、ウエストもおしりも本来の形に戻り、尿漏れや腰痛といったお悩みも一緒に解消されていきます。
特に重要なのが、「赤ちゃんを抱っこする」「中腰でおむつを替える」「授乳姿勢で長時間座る」といった日常動作の質を高めること。
これらは1日に何百回と繰り返される動作なので、フォームが悪いとそれだけで体型を悪化させます。
この段階的アプローチは、産後3ヶ月から10年経った方まで、年齢や経過に関係なく効果を発揮します。
「もう手遅れ」と諦めている女性ほど、変化が劇的です。
産後の体型戻しは、回数や強度ではなく**順序**が命。
間違った順序で頑張ると、身体は悲鳴を上げます。
正しい順序を踏めば、出産前より美しい身体も夢ではありません。
当ジムでは産後ケアのスペシャリストが対応します。
88-Performance. / パフォーマンスコーチ 松澤ゆかり
【パーソナル×ピラティス×栄養指導】88-Performance.
札幌市西区琴似四条7丁目2-11サッソンビル1階


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