反り腰が「ぽっこりお腹」を作る本当の仕組み
- 松澤ゆかり
- 6月2日
- 読了時間: 2分
反り腰が「ぽっこりお腹」を作る本当の仕組み
「お腹だけ出てる」「下腹が引っ込まない」という悩みの多くは、反り腰が原因である可能性があります。
これは単なる姿勢の話ではなく、筋肉の連鎖と内圧の問題です。
反り腰とは何か。
骨盤が前傾し、腰椎の前弯が強くなった状態です。
この状態では腰を反らせる筋肉(腸腰筋・脊柱起立筋)が過緊張し、お腹の前面(腹直筋・腹横筋)が弛緩します。
腹部の筋肉が機能しないとどうなるか。
腹腔内の圧力(IAP)を保持できなくなります。
IAPとは腹腔内の圧力のことで、これが適切に保たれることで内臓が正しい位置に収まります。
反り腰によりIAPが低下すると、内臓が前方・下方に押し出され、見た目上「ぽっこり」した状態になります。
さらに、骨盤底筋群も関係します。
反り腰では骨盤が前傾することで、骨盤底筋群の張力が変化します。
骨盤底筋は横隔膜・腹横筋・多裂筋と一体となって機能する「インナーユニット」を形成しています。
このユニットが崩れると、呼吸連動による体幹安定が失われ、腹部の膨らみが固定されてしまいます。
反り腰が習慣化する原因としては、長時間の座位、ヒール靴の常用、股関節屈筋の短縮などがあります。
また、過去の妊娠や出産で骨盤の位置が変わったまま放置されているケースも多いです。
改善には何が必要か。
まず「骨盤の中立位を取り戻す」ことです。
腸腰筋・大腿直筋のストレッチと、腹横筋の活性化を組み合わせます。
ピラティスの「ニュートラルスパイン」の概念が非常に有効です。
次に「横隔膜呼吸の再学習」です。
吸気で横隔膜が下降し、腹腔が360度に膨らむ感覚を取り戻します。
この呼吸が腹横筋・骨盤底筋の自動収縮を促します。
ぽっこりお腹は食事制限だけでは解決しません。
姿勢と呼吸、そして筋の連鎖を整えることが根本的なアプローチです。
88-Performance. / パフォーマンスコーチ 松澤ゆかり
【パーソナル×ピラティス×栄養指導】88-Performance.
札幌市西区琴似四条7丁目2-11サッソンビル1階




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